理数研の数学

数学カリキュラム

各講座の各学期ごとのカリキュラムです。このカリキュラムは目安であり、変動する可能性があります。第1期は4月〜6月、第2期は7月〜9月、第3期は10月〜12月、第4期は1月〜3月に当たります

中学生向け講座(プレ講座)

講座 時期 範囲 内容
J1 1期 中学数学 数と式,1次方程式,1次関数
2期 1次関数,整数,合同
3期 相似・比,円・三平方の定理
4期 2次方程式・2次関数
J2 1期 高校数学の基礎 全単元の必修典型問題の 復習&発展問題の演習
2期
3期 関数・方程式・不等式,論理・集合・式
4期 場合の数と確率,図形と計量,指数・対数

高校生向け講座(メイン講座)

講座 時期 範囲 内容
M1 1期 数 I 関数・方程式・不等式
数 A 集合・論理・式
2期 数 A 集合・論理・式
数 I 図形と計量
3期 数 A 場合の数と確率
数 II 数の理論
4期 数 II いろいろな関数
M2 1期 数 II 座標平面
2期 数 B ベクトルと空間図形,数列
3期 数 B 数列
数 II 多項式関数の微積分
4期 数I A 数IIB 全単元の必修典型問題の 復習&発展問題の演習 S2 4期 数 III 極限
微分
M3 1期 S3 1期 積分
複素数平面
2期 2期 全単元の必修典型問題の 復習&発展問題の演習
3期 3期
4期 共通テスト・2次対策 4期 2次対策

 

講座紹介

メイン講座

理数研数学の真髄とも言える講座で、高校数学を定義・公式の導入から始めて難関大学の入試問題を解けるようになるまで極めて系統的に指導する講座です。これを完璧に履修すれば、どんな難関大学の入試数学にも対応できます。メイン講座のテキストは《M1》~《S3》まですべて1冊にまとめられており、その1冊だけのテキストを繰り返しながらステップアップしていくスパイラルシステムが特徴です。

高校数学 理系・文系共通講座

講座 主な対象 講座内容
M1 高校1年生
意欲のある中学3年生
高校数学を一から始めるための講座で、数 I A から数 II の一部までの必修典型問題を講義します。計算中心の「中学数学」と違い、「高校数学」は抽象度が高く、論理構造を重視しながら思考する必要があり、その厳密な論理展開のために必要な論理記号等も積極的に使用していきます。高2から編入される方は《M1》《M2》を併行しての受講をお勧めします。
M2 M1修了者
それと同等の学力を有する者
《M1》に引き続き、数 II B の必修典型問題を12月まで講義し、1月からは、数 I A の最初に戻り、必修典型問題を復習しつつ発展問題の講義・演習を行います。
M3 M2修了者
それと同等の学力を有する者
《M2》に引き続き、数 I A II B の必修典型問題を復習しつつ発展問題の講義・演習を行います。1月以降は共通テスト・2次対策の演習を行います。

高校数学 理系講座

講座 主な対象 講座内容
S2 高校2年生(数Ⅲ希望) 1月から3月まで、数 III の導入部分である「複素数平面」・「極限」の定義・公式から必修典型問題を講義します。《M2》と併行して受講してください。
S3 S2修了者
それと同等の学力を有する者
(数Ⅲ希望)
《S2》に引き続き「微分」と「積分」の定義・公式・必修典型問題を8月まで講義し、その後、必修典型問題を復習しつつ発展問題の講義・演習を行います。1月以降は2次対策の演習を行います。

 

プレ講座

【メイン講座】にできるだけ早く、スムーズに入ることを主要目的に、中学数学と高校数学基礎を講義する講座です。そのため、中学数学に限定される「場合の数・確率」や、思い付きに左右される「トリッキーな幾何」はこの講座では採り上げません。従って、主な受講生は中学生ですが、高校受験に直接は対応していません。

中学数学&高校数学基礎講座

講座 主な対象 講座内容
J1/J2 中高一貫校に在籍する中学生
意欲のある国公立中学生
中学数学の必修典型問題を1年で終了します。2年目には前半の半年で中学数学の発展問題を講義・演習し、後半には高校数学の基礎を半年かけて講義します。修了者のうち基準を満たした方は3年目に【メイン講座】の《M1》の受講が可能で、以降飛び級で【メイン講座】を受講すれば、進度の速い私立中高一貫校と同等の進度で高校数学を学習することが可能です。

 

ポスト講座

《M3/S3》を修了した高校生,浪人生を対象とする演習講座です。《M3/S3》で学ぶ理数研独特の解法を体得せずに受講しても理解できないところが多いため、外部からの新規募集は行いません。

高校数学 補強講座

講座 主な対象 講座内容
R4 M3, S3修了者 数 I A、 II B、Ⅲ の典型・発展問題を復習しつつ、実戦問題の演習・解説をする講座です。1月以降は共通テスト・2次対策の演習を行います。